リングの特殊ハウジング(溝)について
あり溝寸法についての規格などはありません。
シールメーカ独自の設計がなされていますので、採用に関しては、個別に相談してください。
特に小断面のOリングでは、あり溝の加工が極めて困難な関係で溝の設計はできますが、使用しないほうが良いでしょう。(溝加工が可能ならば別ですが)
また、最近半導体用途で、相手面と接しないよう構造(金属タッチを避ける)では、通常のあり溝の設計とは異なりますので、ご注意ください。(各社のカタログなどで定めているものは、通常完全に面タッチする構造となっています)
ゴム材料によっては、Oリングのつぶし率をアップさせたいと思われる場合には、単純に溝深さを浅くさせることになりますが、溝断面積とOリングの断面積との関係で制限があります。 そのために入口の幅を大きくすることは、飛びださい目的ですからできません。 したがって、溝のコーナの角度などを変えることなどを配慮することになります。(コーナの角度は45°以下の加工は極めて困難になりますので、注意ください)
難しい設計になりますので、シールメーカと相談して決めてください。
1部のメーカのカタログでは、半あり溝も紹介されています。
| この半あり溝は、溝加工の点では、加工しやすいメリットがあります。 | |
| 図 半あり溝の構造 |



